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2026ヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)にて演題アクセプト

2026.05.08

当院は本学会へ発表に向け、何十年にも渡り毎年演題を提出しており、ほぼ毎年採択されています。
ヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)の演題採択率は、世界的に見ても非常にハードルが高いことで知られています。

<発表形式ごとの採択率(目安)>
・ポスター発表:約40%程度
・口頭発表(Oral Presentation):約10〜12%程度

毎年世界中から数千題の演題登録がありますが、特に口頭発表に選ばれるのは非常に狭き門です。
日本からの採択数も、口頭発表に限れば毎年数名〜十数名程度にとどまることが多く、採択されること自体がその研究の質や新規性を高く評価された証といえます。その年の開催地や応募総数によって多少の変動はありますが、概ね「半分以上が不採択になる」厳しい基準で運用されています。
その厳しい基準の中、今年はポスター発表採択演題2題、昨年は口頭発表として採択された演題1題とポスター発表として採択演題4題という結果をいただきました。
これは国内唯一の結果となっています。

2026年▼▼▼▼▼
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第42回ヨーロッパ生殖医学会ESHRE(European Society of Human Reproduction & Embryology)にて本年も当院の演題2題がポスター発表で採択されました!
学会会期2026.7.5〜8
開催地:今年はロンドン・UKでの開催です。

1.見尾保幸院長
Intra-cycle estradiol decline in PPOS: No adverse impact on oocyte competence, embryo development, or live birth rates in an exploratory cohort
概要訳:PPOS刺激におけるエストラジオール値の減少:探索的コホート研究における卵子の受精能、胚の発育、および出生率への悪影響は認められない
ポスター発表)

2.生殖医療部チーフ 湯本啓太郎
Multicenter validation of artificial zona pellucida removal at the pronuclear stage:
Enhancing blastocyst developmental potential in refractory infertility without compromising neonatal outcomes
概要訳:前核期における人為的透明帯除去の多施設共同研究:新生児の転帰を損なうことなく、難治性不妊症における胚盤胞発育の可能性を高める
(ポスター発表)

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2025年▼▼▼▼▼
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第41回ヨーロッパ生殖医学会 ESHRE (European Society of Human Reproduction & Embryology)にて、本年も1題の口頭発表と4題のポスター発表で採択されました!!
この演題採択数は国内の全医療施設(全大学病院・クリニック)で最多という快挙でした。
学会会期:2026.6.29〜7.2
開催地:パリ・フランス

1.生殖医療部 Panagiota Tsounapi
Paternal exposure to nicotine and abstinence: post-fertilization effects of the spermatozoa and their epigenetic impact on offspring; what have we learned from the animal models?
概要訳:父方のニコチン曝露と禁欲:精子の受精後の影響とその子孫へのエピジェネティックな影響;動物モデルから何を学んだか
(口頭発表)

2.生殖医療部チーフ 湯本啓太郎
Unveiling the profiles of zygotes suitable for application of the artificial removal of the zona pellucida (ZP) at the pronuclear stage; which zygote is a match?
概要訳:前核期の透明帯(ZP)人工除去に適した接合子のプロファイル解明:どの接合子が対象となるか?
(ポスター発表)

3.生殖医療部副チーフ 志村陶子
Classification of the behavior of the second polar body over time and its relationship to the pregnancy rate using time-lapse images of human embryos
概要訳:ヒト胚のタイムラプス画像を用いた、第二極体の経時的な挙動の分類および妊娠率との関連性
(ポスター発表)

4.生殖医療部胚培養士 山口葉子
The impact of combining the first-ejaculate with poor-sperm-parameters with the second-successive-ejaculate on ART outcomes in couples who wish to undergo only conventional-IVF
概要訳:通常の体外受精(c-IVF)のみを希望する夫婦において、精液所見不良の1回目の射出精液と、連続して採取した2回目の射出精液を混合することが生殖補助医療(ART)の結果に及ぼす影響
(ポスター発表)

5.生殖医療部胚培養士 田邉望美
The time course of embryonic development in embryoswith the zona pellucida (ZP) artificially removed at the pronuclear stage.
概要訳:前核期に透明帯(ZP)を人工的に除去した胚における胚発育の経過
(ポスター発表)

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