とっても大事な検査・・・その名は「腹腔鏡検査」!!
不妊治療を始められた方にはいろいろな検査がありますが、治療方針の道しるべになる大事な検査があります。それこそが「腹腔鏡検査」
━━━その大事な検査「腹腔鏡検査」とはどんな検査かというと・・・
- お腹の中に挿入した管状のカメラからの画像を通じて腹腔内を直接目で見ることの出来る検査です。
- おへその下に小さな穴をあけ、腹腔鏡という細い筒状になったカメラを挿入します。そしてこのカメラと鉗子を使ってモニターに映し出されたお腹の様子を詳しく見ていきます。お腹の中にカメラ挿入なんて!と思われるかもしれませんが、直接お腹の中を観察することで、超音波検査や子宮卵管造影検査ではわからない子宮や卵巣の状態がかなり具体的にわかります。さらに開腹手術(おなかを切り開く)に比べ身体への負担や手術後の弊害である癒着などのリスクも遥かに少ないので、妊娠の可能性を妨げることもほとんど有りません。また、ながい麻酔科クリニックの永井小夜先生(麻酔専門医)による全身麻酔で行いますので痛みも感じられませんし何よりも安心して受けていただけます。
- つまり
- 腹腔鏡検査でこんなことが確認できるのです!
- ●子宮、卵巣、卵管の形や位置は正常かどうか
- ●卵管がちゃんと通っているかしら?
- ●卵管采(ラッパ管)の形や大きさはどうだろう?
- ※卵管采が小さいと、排卵した卵を卵管にとりこむことが難しくなります。
- ●子宮内膜症があるのかな?もし内膜症があるなら、その状態は?
- ●クラミジアの感染による卵管周囲の癒着の様子はどうかなあ?
- どれも治療を進める上で大事な確認事項ばかりですよね。妊娠を希望され当院に来られた方々お一人お一人が、どんな治療方法を選ばれたら妊娠に近づけるのか・・・。
- それは、自然に近い方法で・・・?それとももう少し頑張った方法で・・・?新しい生命の誕生する舞台となる女性のお腹の中。その大切な舞台を知る大きな道しるべとなるのが腹腔鏡検査なのです。
- 当院で開催しているファティリティセミナーでは実際の検査方法についても詳しくスライドを用いてお話をしていますので、ぜひセミナーに参加して「腹腔鏡検査」について知識を深めてくださいね。
━━━実際の検査スケジュールをみてみると・・・

- 院長が留学していたオーストラリアでは、不妊治療を受けるにあたって、まず、この検査を受ける事から始まっていたそうです。子宮周辺の様子を直接観察しなくて、どんな治療方法がその人に適しているかを決める事はできないという考えによるもの。この検査を先に行う事が、結果的に患者さんの治療期間を長引かせる事無く、無駄にお金を使う事も無い。合理的に治療を受けて頂ける、というのが諸外国の考えで現在海外の不妊治療施設での常識のようです。
- 日本でも同様に行えなくはないでしょうが、不妊患者さんが全員受けるには、受け入れ施設が少なく、技術的に誰でも出来るものでは無い事、医療保険制度のルールに適応しない、そして患者さん自身も麻酔をかけて入院はちょっと怖い・・といったいくつかのハードルがあり、全員に導入というワケにはいかないのですね。
検査の内容を詳しくお知りになられたい方は、お気軽にスタッフにお問い合わせください。検査の目的や方法を詳しく説明したリーフレットもご用意しています。!