Fertility Research Centre(ラボックス!)設立に向けて
この度、ミオ・ファティリティ・クリニックでは、新しいヒト初期胚の研究に向けた研究棟( Fertility Research Centre)を設立し、通称「ラボックス」と呼ぶことに致しました。従来、私たちが独自に取り組んできましたヒト初期胚が発育する様子を動画で観察するシステム(タイムラップスシネマトグラフィー)は、これまで、誰も目にすることのなかったヒトの生命の誕生にまつわる神秘的現象を次々と明らかにでき、これまでの常識を打ち破る画期的発見の連続で、一連の研究成果は 世界的に高い評価を頂き、幾つかの栄誉も頂いてきました。しかし、いかなる研究も、一定の成果を得ると限界が生じ、学術的興味は、また新たなステージへと上っていきます。この研究においても、顕微鏡上で観察するのみでは、得られる情報に限りがあり、ヒト胚の発生にまつわる様々な、しかも、巧妙極まりないそのからくりの解明には、新たな研究手法が必要と感じるようになりました。
そこで、今回、ラボックス内には、ヒト胚の研究では世界初となる新たな強力な装置を準備しました。
従来の 「タイムラップスシネマトグラフィー」に「共焦点レーザー顕微鏡」を一体として組み込み、ヒト胚の発育過程の詳細がカラーにて、しかも、3D映像にて観察・解析(Live cell imaging)できるのです。我々のこの研究は、行った全てが世界初の成果になるという画期的な取り組みになり、世界中の関心を改めて一挙に集めることになると確信しています。今、日本は未曾有の困難に直面していますが、我々の研究活動が日本の評価を高める契機となれるよう頑張っていきたいと考えています。どうぞ皆さんご期待下さい!
見尾保幸
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