2015.12.08

線維筋痛症


線維筋痛症(せんいきんつうしょう)とは・・・・

線維筋痛症は全身または特徴的な筋肉の部位の痛みを特徴とする疾患で、
アメリカを中心に1990年代にはいってから注目されだしたものです。
その為、まだ原因や病態の研究も始まったばかり、治療としても、
リウマチ専門医、心療内科医、ペインクリニックの医師などにより様々な
アプローチが検討されはじめているところです。
しかし罹患率は高く、特に女性の発症率は男性の5倍以上です。

 

 

 

診断

診断基準には疾患に特異的な18の圧痛点での11ヶ所以上の圧痛と。3ヶ月以上の広範囲な疼痛の既往が上げられています。この症状に加え線維筋痛症は様々な症状を呈します。

 

 

 

痛み以外の主要症状

 

全身のこわばり感 発汗  慢性疲労感睡眠障害  自律神経障害
よくうつ気分  不安 

 

 

 

 

線維筋痛症の検査

この病気が診断できる特別な検査はありません。 レントゲン写真、CTスキャンあるいはMRIでもこの病気特有の異常所見はありません。 時に_関節リウマチなどで初期にこのような症状が出現することがありますのでこれらの疾患のスクリーニングの検査として採血などは必要であると思われます。

 

 

治療方法

原因がはっきりしていない(過労、慢性緊張、食物アレルギーなどいろいろ言われています)ので罹患している方には鎮痛薬やブロック、漢方、食養生、ビタミン剤の使用など総合的な、ホリスティックな治療が行われます。また、少なからずストレスが関与し、過剰適応傾向をもつ方が罹患する事も多いので、ストレスマネージメントも必要になります。
更に疼痛により日常生活が不自由になり、不安や気分の落ち込みがありそれによって痛みが悪化する事もあるため、SSRIなどの併用も行います。