2015.12.08

眩暈


眩暈(めまい)

めまいとストレス

めまいはストレス、またはライフスタイルは深い関係があるといわれています。
そのためその原因となる疾患の直接的な治療に加え、ストレスマネージメントを行う事がとても大事です。

 

 

 

めまいを引き起こす疾患

主に耳鼻科で診断されるもの(眩暈の80%以上がここにふくまれます)

 

メニエール病   突発性難聴  良性発作性頭位性眩暈
前庭神経炎 など

 

 

主に脳神経内科などで診断されるもの

 

脳梗塞   脳出血 など

 

またこれらの疾患がなくても、更年期、血圧の上下、疲労、ストレス、肩こり、緊張性の頭痛、うつ状態などによって眩暈が起る場合もあります。

 

 

 

めまいの種類

 

メニエール病

 

めまいというと最も有名な疾患に「メニエール病」があります。
くるくるとまわるような繰り返す眩暈(回転性眩暈といいます)に耳鳴りや難聴、耳閉感などが見られます。この「メニエール病」の原因は水分の代謝のアンバランスや免疫的な問題、ウイルス感染などによっておこる「内耳」の「内リンパ水腫」だと言われています。そして、その症状や、発症に心労や過労、不安、不眠、精神、身体的ストレスが影響している事が古くから知られています。
治療法は服薬(利尿薬や循環改善薬、ステロイドなど)、時には外科的な処置もありますが、日常的にストレスを軽減する事も大変大事なことです。

突発性難聴

「突発性難聴」は難聴、主に片側の難聴が主な症状ですが時に眩暈も伴います。が、メニエール病とは異なり眩暈を繰り返す事はありません。
「突発性難聴」では蝸牛神経という音を伝える神経の炎症が原因と考えられています。
その症状が蝸牛神経の隣に或る前庭神経にまで影響すると眩暈を起こすと考えます。
原因はやはり体力の低下や疲労、またはそれに伴うウイルス感染が考えられます。
治療にはステロイドホルモンなどが使われます。

 

 

前庭神経炎

突然激しい眩暈をおこすけれど難聴がないというものです。
前庭神経の炎症で突発性難聴とおなじように、原因はやはり体力の低下や疲労、またはそれに伴うウイルス感染が考えられます。
治療にはステロイドホルモンなどが使われます。

 

突発性難聴

 

頭の向きを変えるときに出現する眩暈です。生活習慣の影響は大きいと考えられています。三半規管の中のリンパ液の流れの悪さが原因と考えられています。
運動不足や長時間同じ姿勢での生活(パソコンなど)が影響すると考えられており、治療法は薬物療法(抗めまい薬など)や運動療法が中心です。

当院での眩暈への対応

眩暈の状態を聞いて、その方の状態でホルモンの検査などを行います。
また、必要であれば耳鼻科、または脳神経内科へ診察依頼を提案します。
疲労やストレスの関連の大きい疾患ですので、漢方をはじめとする内服薬での治療と同時にボディーワーク(Yogaや動作法)、生活習慣のチェックを含むストレスマネージメントを行います。