2015.12.08

年齢と妊娠について


年齢と妊娠について

女性は、年齢を重ねるに伴い、卵巣内の卵子が確実に消費され、卵巣内に卵子がなくなった時点で、
閉経を迎えます。

 

 

女性の卵巣で作られる卵の数は生まれつき決まっていて限りがある(有限の卵子)のです。

 

 

 

一般的には、女性が赤ちゃんとして誕生した時点では、片側の卵巣に100万から
150万個の卵子が存在します。両側の卵巣で200万から300万個になります。
これらの卵子を女性の一生涯に消費し切って閉経になります。

 

 

余るほどの数に思えますが、実はそうではなく、初潮を迎えた後、月経周期ごとに
毎月数十個の卵胞が発育を開始し、発育の途中で次々に脱落(閉鎖卵胞)していきます。
最終的に1個が成熟して排卵できる状態になります。

 

毎月1個ずつの消費のように思えますが、実はものすごい勢いで卵巣から卵子がなくなっているのです。

 

 

通常は、30歳代後半になりますと、卵巣内の卵子はその大半がなくなり、
しかも、卵子の老化が進んでいきます。
健康な卵子でなければ赤ちゃんにはなれませんので、
残っている卵子の中に赤ちゃんになれる卵子も極めて少なくなっているわけです。

 

 

 

結果として、30代後半以降の女性では、30歳代前半までの女性に比較して、
妊娠できる確率が著明に低下し、逆に、妊娠できても流産に終わる確率が高くなります。
40才を超えますとこの現象はさらに顕著になり45才以上では妊娠は基本的に起こらなくなります。

 

 

また、卵巣内に元々含まれる卵子の数は個人差が大きく、極端に少ない数の卵子しか存在しない女性も沢山おられます。このような女性では、年齢が若い時点で卵子が枯渇し、20歳代、30歳代で閉経を迎えることになります。卵巣内の卵子の数の差は個人差であり、各女性によって全て異なると考えなければなりません。 

 

 

赤ちゃんをお望みの女性は、できるだけ早期に診療を受けられることが何より重要です。

 

女性の卵巣に十分な卵子が存在しているか否かはホルモン検査等で予測できます。

 

 

 

不妊症の原因 

 

お気軽にお電話ください。